【理念経営2.0:階層別戦略】
会社の「組織機能」を階層的に捉えた場合、たとえば「全社」「事業部門」「機能部門」「担当部署」などと区分できます。「戦略」についても「組織機能」と対応させ、階層別に分類できます。「全社戦略」「事業戦略」「機能別戦略」「個別戦略」といった分類です。
たとえば「全社戦略」には、「経営理念」「経営戦略」などがあります。「事業戦略」には「事業基本戦略」「成長戦略」「競争戦略」など。「機能別戦略」として「人事戦略」「財務戦略」などが。「個別戦略」(「戦術」「方策」など)としては、「機能別戦略」の「生産戦略」をさらにブレークダウンした、「調達」「生産」「検査」などの戦略・戦術などがあります。「もちろん、これら全ての階層にある「戦略」は、「戦略の定義」を満たしていなければなりません。(→8月5日公開ブログ)
ここで重要なポイントがあります。以上述べた「全階層」の個々の「戦略」は、【目的(Why)ー何を(What)ーどのように(How)】の因果関係の連鎖として繋がっている、ということです。逆に繋がっていない、孤立した「戦略」の場合は、組織として十分には機能しないばかりか、むしろマイナスの影響をあたえるものとなるかも知れません。
以上、さらに詳しくは、拙著『理念経営入門・第2巻』第1章・第2章をご参照ください。
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