【理念経営2.0:ビジョンの「ありたい姿」=「ビジネスモデル」】

「 ビジョン」は、「経営目標」「ありたい姿」「経営課題」の3点セットで構成されます。(8月10日公開ブログ) ここで「ありたい姿」(たとえば3年後に「目指す姿」のことです)は、「経営理念」の構成要素の1つ、「使命」を短期的に見える化したものであり、それが「ビジネスモデル」であると考えています。  

「ビジネスモデル」とは、「顧客ニーズ(潜在ニーズも含む)に基づく価値を提供し、その対価として利益を得るための根本的な仕組み」のことです。「ビジネスシステム」(「バリューチェーン」と「サプライチェーン」から成る)と「収益モデル」(収益の上げ方、課金の仕方)とから合成された言葉が「ビジネスモデル」であると言われています。                「ビジネスモデル」は、「協力先」「組織(会社)」「顧客」の「3つの要素」から構成され、それぞれの間で「もの」「情報」「お金」などのやり取りをします。 

 ここで大切なポイントは、「経営目標」(売上げ・利益など)と「ありたい姿」(ビジネスモデル)とは強くリンクしているということです。つまり「ビジネスモデル」をベースにした「シミュレーション」をして、「経営目標」達成が可能であることが重要です。

 「ありたい姿」「ビジネスモデル」について、詳しくは拙著『理念経営入門・第2巻』第3章をご参照ください。


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