71)経営理念の事例:JALグループ

 みなさん、こんにちは!
今日も、経営理念の事例を学んでいきたいと思います。

日本航空(LAL)は、2010年に、戦後最大の負債を抱えて経営破綻しました。
誰もが再建は不可能と思っていました。
その再建を、見事になしとげたのが、キョーセラの稲盛和夫氏です。

成功の要因はいろいろあるようです。
しかし、その中でも、経営理念が、奇跡のV字回復の原動力になった、と言われています。
以下に、「JALグループ経営理念」、「JALフィロソフィー」をご紹介します。

「JALグループ経営理念」(2011年制定)

日本航空グループは、全社員の物心両面の幸福を追求し、
1、お客様に最高のサービスを提供します
2、企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献します

経営理念の、「志」(あるべき理想の姿、ミッション、基本理念)に当たると思います。

「JALフィロソフィー」(2011年制定)

(1)すばらし人生を送るために
 1、成功方程式:人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
 2、正しい考え方をもつ
 3、熱意をもって地味な努力を続ける
 4、能力は必ず進歩する

(2)すばらしいJALとなるために
 1、一人ひとりがJAL
 2、採算意識を高める
 3、心をひとつにする
 4、燃える集団になる
 5、常に創造する

経営理念の、「生き方(生きざま)」(経営指針、行動指針)に当たると思います。


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