【理念経営2.0:戦略の「4つの基本型」】
「目的(Why)」により、「戦略」は「4つの基本型」に分類できます。これは私の独自の考え方です。戦略を立てる場合は、まずは、適切な「目的設定」が不可欠です。(8月6日公開ブログ)そのためにも、この「4つの基本型」は強力な武器となります。
4つの基本型とその「目的」を下記します。 ❶「改善型」:具体的/定量的問題点の改善 →「売上予算が大幅未達成」「顧客クレームが多発する」などの「現場改善」に活用できます。
❷「デザイン型」:潜在的ニーズ解決による変革 → 顧客の潜在ニーズ解決により、「新製品・サービス」「新規ビジネスモデル」などの開発に有効です。一般に「デザイン思考」と呼ばれています。
❸「現状分析型」:組織の環境適応/存続 →組織として、今後どのように生き延びるのか、といった戦略を立てるのに有効です。
❹「妄想起点型」:創造的思考による変革 →先が見えない中での「基本構想構築」「未来ビジョン固め」などに有効です。
なお、上記「4つの基本型」には、❶→「高速PDCAサイクル」、❷→「5ゲン7カンループ」、❸→「SWOT分析」「クロスSWOT分析」、❹→「要件法①~③」といった効果的な手法(スキル)が埋め込まれています。
「4つの基本型」についてさらに詳しくは、拙著「理念経営入門第2巻」第2章をご参照ください。
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