【理念経営2.0:つぶれない「経営の土台づくり」と「利益確保」(その6);売上予実管理】
年間の「売上げ」と「原価(コスト)」の目標を設定し、予算(収支計画)を立てます。できれば「月次予算」まで作成します。予算ができたら、「予実管理」をします。
「予実管理」とは予算を立て、その予算に対する実績を精査し、未達成の「原因」を把握します。そして対応策を検討し、次の一手を打つ、といった管理方法のことです。達成できるまで「PDCAサイクル」を回します。
かつてのクライアント様で、2年ほど「営業会議」に参画していたことがあります。議長は社長であり、営業担当者が5~6名参加していました。各営業担当ごとに、予算と実績、未達成の場合にはその対応策を具体的に説明します。原因把握が不十分であったり、対応策が十分に練れていない場合などは、深刻で険悪な雰囲気になることもありました。未達成を放置していたら赤字化し、倒産することになるので、当たり前と言えば当たり前のことです。
とくにV字回復で経営の安定化を目指している段階では、経営トップとして、こういった予実管理を定期的に確実に行うことは必須です。
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