【理念経営2.0:「経営戦略」の構造】
経営戦略の位置づけ、役割についてはすでに説明しました。(8月9日公開ブログ) 次に、「経営戦略」の構造について述べたいと思います。
経営戦略の基本構造は、「ビジョン」と、ビジョン実現のための「展開戦略」とからなります。「ビジョン」は組織で共有し目指すべき目標となるものであり、経営戦略の核の部分になります。そういった意味で、「ビジョン」は「中核戦略」とも言われます。
この「ビジョン」は、「経営目標」(売上げ・利益など)、「ありたい姿」(「目指す姿」のことです。「あるべき姿」とは異なります)、そして「経営課題」の3点より成ります。(この「3点セット」は私独自の考え方です) 「ビジョン」実現のためにあるのが「展開戦略」であると上述しましたが、より厳密に言えば、「経営課題」(大小複数個ある)を実現するためにあるのが、個別の「展開戦略」ということです。もちろん、この個別の「展開戦略」は、階層に沿って「事業戦略」「機能別戦略」「個別戦略」などにブレークダウンされます。
以上「経営戦略」の構造の理解が進んだことと思います。
<TOPページへ>
https://rickrinen.blogspot.com/
コメント
コメントを投稿