【理念経営2.0:つぶれない「経営の土台づくり」と「利益確保」(その3);経営の見える化】

  「経営の実態を数値的に示す」主な管理用資料として、『損益計算書(P/L)』『貸借対照表(B/S)』『資金繰り表』などがあります。

 ここでの詳細な説明は専門書に譲り、主なポイントのみを述べます。 

損益計算書:売上げ、原価、経費、利益がわかります。「計画利益」に対して実績レベルが把握できますので「打つべき手」が見えてきます。

貸借対照表:前期決算との差額や前月との差額を出すことで、「財務状況」が確認できます。「回収困難な売掛金が増えている」「不良品の在庫が異様に増えている」などのチェックができます。 

資金繰り表:事業を継続するために今後資金がどれだけ必要なのかを把握しておき、必要に応じて対策を打つことができます。「黒字倒産」を防ぐためにも必須のツールと言えるでしょう。(「資金繰り表」や「キャッシュフロー計算書」などについては、『資金繰りとキャッシュフロー』松田修(税務研究会出版局)をお勧めします。丁寧な説明で分かりやすいです) 


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