【理念経営2.0:徳を磨く(その3)仁と5つの徳目】

 どのように努力精進したら、徳が磨かれ身につけることができるのか。その流れを以下シンプルに説明します。「徳を磨く(その2)近江商人と三方よし」(8月1日付ブログ)を参考にイメージされると理解が進むかと思います。

「仁」修行の道の原点(利他の精神=三方よしの精神)となります。
「仁」をベースとして、「5つの徳目:礼・知・信・義・勇」※を行じます
 ※「礼」:「礼節」のことです。目上の人や優れた人に敬意を示すことです。
  「知」:「知る」ことです。ものごとの本質を見抜き、道理がわかることです。
  「信」:「信用」のことです。他の人々との間に「信頼関係」があることです。
  「義」:「正義」のことです。「是非」「善悪」を分ける力となるものです。
  「勇」:「勇気」のことです。ものごとを「恐れない」こと、「勇ましい」ことです。
「仁」が「5つの徳目」を「縁」として「結晶化」したものが「徳」となります。

 以上の「方法論」に従い、努力精進し「徳を積み重ねる」ことで「徳ある」リーダーを目指すことになります。
 さらに関心のある方は、拙著『理念経営入門・第1巻』第2章をご参照ください。


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