【理念経営2.0:「プロフェッショナル」の4つのタイプ】

   プロフェッショナルを以下のように定義しています。(8月20日公開ブログ)

 所定の分野において長年研鑽を積み続けることで、多くの有益な知識やノウハウを蓄積することができます。積小為大の精神です。またそれらを活かすことで多くの価値を創出できるようになります。そういった人たちのことを私は「プロフェッショナル」と呼んでいます。

 私は、「プロフェッショナル」を大きく4つのタイプに分類しています。「新規事業の成長段階」を「ゼロ」「点」「線」「面」「立体」で表現します。 

クリエーター:使命は「ゼロ」から「点」を作り出すことです。「新構想作り」が主たる役割です。要求される能力として、「妄想力」「発想力」「創造力」などがあります。

イノベーター:使命は「点」から前進し、「線」とすることです。「ビジネスモデル」づくりが主たる役割です。要求される能力として、「進化力」「結合力」「判断力」などがあります。

ビジネスリーダー:使命は「線」の幅を拡げ、「面」とすることです。「経営モデルづくり」が主たる役割です。要求される能力として、「分業力」「調和力」「拡大力」などがあります。  (経営モデルについては、拙著『全7巻シリーズ・第6巻』第1章をご参照ください)

マネジメントリーダー:最高経営責任者(CEO)のことです。使命は「面」(二次元)を超えた高い視座から観ることです。つまり「面」から「立体」にすることです。「カルチャー」づくりが主たる役割です。要求される能力として、「徳知力」「実践知力」、具体的には「利他性」「寛容性」「誠実性」などがあります。

 以上が「プロフェッショナル」としての4つのタイプです。

 注意点があります。組織の成長段階に応じてこの役割分担を適切に見直す必要がある、ということです。例えば、創業者は4つの役割を全て果たさなければなりません。仲間が増え、組織が大きくなり、機能が複雑になるにつれ、役割分担が必要になり、また役割の細分化も必要となるでしょう。

 もう一つの重要なポイントがあります。たとえ役割分担したり、役割を細分化したとしても、組織全員が、少なくともいずれかの「プロフェッショナルとしての自覚」を持つことは必須であるということです。


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