【理念経営2.0:ビジネスモデルの3つの「基本パターン」(その2)】
「ビジネスモデル」構築のためには、3つの「基本パターン」から1つ選択します。そしてビジネスモデルの「パターン要素」の「ヒト」(顧客)、「モノ」(商品・サービス)、「カネ」(価格と課金方法)のそれぞれの「バリエーション」に着目します。
「ヒト」(顧客):【顧客】❶個人向け、❷法人向け、❸地域・国etc. 「モノ」(商品・サービス):【機能価値】❶新機能を付加、❷機能を削る、❸機能をアップ・ダウンするetc./【情報価値】❶感情、❷社会性、❸精神性(真善美)etc. 「カネ」:【価格】❶高額化/定額化、❷価格体系;固定/変動費化/成果報酬etc. 【課金システム】❶売り切り、❷レンタル/リース、❸サブスクリプションetc.
以上の「バリエーション」から、イメージに合うものを選択し、すでに決定した「基本パターン」と統合することで、「独自のビジネスモデル」が構築できることになります。
上述の要領で選択し構築すると、3つの「基本パターン」では、合計「6048」の組み合わせがあります。少なくともそれだけの「ビジネスモデル」が理屈上あることになります。
当然ながらこれだけの数から自社にあった「ビジネスモデル」を選択することは容易ではありません。そこで前述の要領のように、まずはビジネスモデルの「基本パターン」を定めます。それから「パターン要素」ごとに順に「バリエーション」を検討し選択していく方法をお勧めしたいと思います。それなりに納得できる独自のビジネスモデルが構築できるはずです。
「ビジネスモデル」についてさらに詳しくは、拙著『理念経営入門・第2巻』第3章をご参照ください。図解もありますので、より理解がすすむことと思います。
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