【理念経営2.0:組織の「環境適応・存続成長」のための戦略策定(その3):「環境適応」分析】

  次に「環境適応分析」です。「組織分析」で得られた「強味(S)」「弱み(W)」と「環境分析」で得られた「機会(O)」「脅威(T)」を交差(クロス)させます。ここでは単純化するために、「強味(S))「弱み(W)」「機会(O)」「脅威(T)」各々、1項目のみとします。

 まず「強味(S)」と「機会(O)」をクロスさせます。この場合は「積極的攻勢」のための戦略を策定できます。

 以下同様に、「弱み(W)」と「機会(O)」、「強味(T)」と「脅威(T)」、「弱み(W)」と「脅威(T)」とクロスさせます。順に、「段階的推進」「差別化推進」「戦略的撤退」のための戦略を策定できます。(詳しくは、拙著『理念経営入門・第2巻』第2章をご参照ください)

 以上で、組織の「環境適合・存続成長」するために必要な戦略を策定することができるのです。


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