【理念経営2.0:「統制」から「自走」する組織へ(その5):「共感する組織」の構築】

  2つ目の組織として「共感する組織」があります。「共感する組織」とは、「社会の幸福を願い、持続する繁栄を分かち合うことのできる組織」のことです。「心理的安全性」と「自己統治型」カルチャーが「学習する組織」の土台であったように、「共感する組織」においても必須の前提となります。ここでは、違いに着目し主なポイントのみを述べます。ちなみに、「共感」とは相手の「思い」(暗黙知)の共有化のことです。

 以下3つのポイントがあります。

①理念の構築:パーパス(存在意義)、ビジョン(あるべき姿)/ミッション(使命)/バリュー(共通の価値観)などを構築します。

②理念の意味の理解・納得が必須となります。

③意味の共有化/共感化を目指します。

全員が共有化/共感化できたなら、その共感の輪を、社内から顧客/社会に拡げることが求められます。

 構築に際し必要なリーダーは、「信頼型」です。


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