【理念経営2.0:「統制」から「自走」する組織へ(その3):「学習する組織」の構築】
「統制型のカルチャー」から「自己統治型のカルチャー」への変容が完了したら、「学習する組織の土台づくり」が完了します。
「学習する組織」とは、「顧客の幸福を願い、常に学習しつづけて新しい価値を生み出すことのできる組織」のことです。自己統治型のカルチャーからさらに創造性あるカルチャーへの変容が不可欠です。
職場におけるカルチャーは、日々の業務活動の中でどう活動するか、その蓄積で決まってきます。その職場の「組織・しくみ」の在り方、つまり業務の「基本方針」と「業務に対する日々の取り組み姿勢」の影響を受けて形成されるのです。創造性あるカルチャー、学習する組織を目指すならば、そういった「学習する組織の要件」、つまり組織の「基本方針」や「取り組み姿勢」の明確化が必須となります。
構築に際し必要なリーダーは、「信頼型」(オーセンティック)リーダー/「変革型」リーダーなどです。(リーダー/リーダーシップについての詳細は、拙著『理念経営全7巻シリーズ第3巻』第3章をご参照ください)
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