【理念経営2.0:リスクマネジメントによる経営(その3):「レジリエンス」とは】

 「レジリエンス」とは、元々は「圧縮された後、元の形や場所に戻る力」の意味であると言われています。一言で言えば「復元力」のことです。最近の辞典では、「回復力、立ち直る力、跳ね返り、弾力」、あるいは「困難な状況に耐えうるあるいは早期に回復する能力」といった意味が示されています。

 『ビジネスレジリエンス思考法』上田和勇(同文館出版)の筆者は、「レジリエンスを単に逆境に耐えうる精神的な強さのみを強調するものではなく、逆境に陥っても、ビジョンを持ち続け、世のため人のために貢献しつつ、経済的・心理的に回復し、持続的成長力に結びつける力」と言及しています。

 上述の書籍の考え方、また「レジリエンスの定義」は、「理念経営の考え方」と非常に整合性があり、私もこの定義をベースにしたいと考えています。


<TOPページへ>

コメント

このブログの人気の投稿

【理念経営2.0:レジリエンス④】

18)パープルオーシャン戦略

【理念経営2.0:全員一丸経営】