44)あるべき経営者の姿(その5:経営者が育つ三つの条件)

 みなさん、こんにちは!
今日は、あるべき経営者の姿、その5です。

経営者として大きく成長していくための「条件」や「心構え」として、以下の3点に集約されるのではないでしょうか。

➀高い志:やはり成長の原点は、高く遠くを見据える「志」であり、強い「使命感」にあるといえるでしょう。同時に、現場といいますか、足下を見つめる目線も忘れてはらないでしょう。志が高いほど、理想と現実のなかでの矛盾(種々の対立点や問題点)も大きくなりますが、正面から解決することで、その結果、成長ができるのではないでしょうか。志が低いと、大きな問題もなく、現状満足に陥ってしまうと思います。それでは事業大成の芽はないでしょう。また、大きな志は、魅力を放ち、多くのひとをひきつける効果もあるようです。

➁仕事の場の大きさ・多様さ:仕事の責任範囲が、大きく、また、多様化すると、さまざまな問題や要因にぶつかります。それらに対し、責任をもって真剣に取り組まざるを得ない状況となります。人や組織を動かしながら、課題を一つづつ解決し、経験を積み、多くの知恵がえられます。そういったことで、成長につながるといえると思います。

➂深い思索の場:読書やひととの対話から多くのことを学ぶことができます。さらには、現場の様々な問題に自ら深く立ち入り、問題の本質に迫り、考え、思索しつづけ、解決していくことで、思考力や、経営に必須とされる「論理性」が身についてくると思います。現場の現実・現象の全てには、「縁起の理法」(原因結果の法則)が内在しているといわれています。矛盾を解決し、結果を出すためには論理性が不可欠になります。したがって、「論理性が鍛えられる」、ということができるでしょう。

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