37)徳あるリーダーの条件(その1:徳とは)

おはようございます!


理念経営の重点テーマの「Ⅲ、徳ある人材の登用」の中で、「徳ある経営トップ」という言い方をしております。しかし、「徳ある経営トップやリーダーの条件や、目指すにはどうしたらよいのか」、といったことについては、まだほとんどご説明しておりません。そこで、今回よりシリーズで、「徳あるリーダーの条件」について、あれこれ探求し、皆さんと学んでいきたいと思います。

今回は「徳とは」ということでご説明していきたいと思います。すこし固いと思われる方もみえるかと思いますが、「理念経営の原点」であり、避けて通るわけにはいきませんので、よろしく!

今回は、定義だけお示しして、皆さんのご参考に少しでもなれば、有難く思う次第です。
私の尊敬する人生の師であり、仕事上のメンター的存在でもある方の定義が、本質的でシンプルであり、自分としては心より感得し、納得しているものです。

自分が生きてきた時間のなかで、自分のことより他の人の幸福や社会の発展繁栄のことを考えた時間の方がはるかに多い人のことを、『徳ある人』と言います」。

さらに、リーダーを目指すひとの心構えであり、条件でもあるものを、以下ご紹介いたします。

「立派な徳を身につけるためには、自己の修養、陶冶が不可欠です。仁(修行の道の原点であり、人間愛でもある)が、「礼、智、信、義、勇」の徳目を縁として徳(仁が結晶化)となる。ゆえに、結晶を大きくするためには、仁を高めつつ、各徳目を磨き高めることが、リーダーを目指す者の心構えであり、条件となります。

各徳目については、『論語の読み方』(渋沢栄一)など、目を通されることがお勧めです。

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