42)あるべき経営者の姿(その3:経営者の3つのタイプ別能力)

 みなさん、おはようございます!
今日は、あるべき経営者の姿、その3です。

経営者は、「徳あるリーダー」であることは、必須の条件と考えています。その役割や能力についてもすでにご説明しました。

理念経営の事業を担うためには、事業環境の変化への対応、組織の内部矛盾、組織と環境の間にある矛盾を常に解決していかなければなりません。そこで、私は、3つのタイプ別能力をもち(他のリーダーと分担してもよいと思っています)、リーダーシップを発揮しなければならないと考えています。以下、簡単にご説明します。

事を興す能力:まだ現実には存在していない、あるいは組織やその周辺ではほとんどみられないような事を興す能力です。何を興すのか構想し、その事を実現するためのアイデアを創出しなければなりません。「創造性(クリエイティビティ)」が求められます。事の成長を、「点、線、面」ということがありますが、ここでは、「点」に相当します。

新たに興した事を進化させる能力:従来事業の中で、新規の事を進めていく(ビジネスモデルづくり)能力です。古いものを刷新しながら、新しいものを成長させていくという、いわゆる「アントレプレナーシップ(変革)」が求められます。「点、線、面」でいえば、「線」になるかと思います。

➂新規の「ビジネスモデル」に対して、新規事業としてのマネジメント体制を整え(経営モデルづくり)、さらに事業として大きく発展させていく能力です。経営目標を達成することと同時に、社会へ貢献することが求められます。「ビジネスリーダーシップ」といってもいいでしょう。「点、線、面」でいえば、「面」、あるいは「立体」といってもいいかもしれません。

なお、上述の3つの能力&リーダーシップに対して、「点、線、面」を中心とする基本コンセプトづくりでは、私のビジネスパートナーである仲沢一志氏のご支援をいただいております。改めて感謝申し上げます。

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