35)コーヒーブレイク:「自由」には2種類ある
皆さん、おはようございます!
ビジネス書で、ある人が言っていたことですが、シェアしたいと思います。もちろん、ご存知の方もみえることでしょう。
自由を英語に訳すと、「フリーダム(Freedom)」と「リバティー(Liberty)」の2つがあります。検索でチェックしてみましたが、似通った意味でした。本来は、以下のような2つ意味になるようです。
フリーダム:「制約や負・不からの自由」を指し、制約がない状態に解き放たれることを意味する。
リバティー:「主張して獲得する自由」を指し、自分の権利や生き方を獲得することを意味する。
これはなるほどな、と思われる方も多いのではないでしょうか。
戦中・戦後の日本は、物不足で貧しく、配給制もあり、必要なものが簡単に手に入らなかったですね。その後、高度成長経済のもと、欲しい物は、なんでも手に入る時代になりました。
「物の豊かさ」から「心の豊かさ」へ、といわれる時代になりました。自分らしい生き方を追求したい、ライフスタイルのクオリティを上げたい、自分の使命を果たしたい、などという時代への変化ですね。
自由の中身が、上述の「フリーダム(Freedom)」から「リバティー(Liberty)」へかわったといえるのではないでしょうか。
最近の政治分野ですが、香港問題では、ニュースで民主化デモの状況がよく報道されていました。「香港に自由を!」というシュプレヒコール(デモ参加者がスローガンを大声で叫ぶこと)で、「フリーダム」という言葉を使っていましたね。
現在の日本では、アフターコロナということですが、戦後間もないころのように、食料など欲しいものが手に入りにくくなるといわれています。また、国も大きな政府をめざしているようですし。
まさに、「2つの不自由が混在するハイブリッドの時代」(これでは困りますが)、といえるのかも知れませんね。
何か、ご参考になればと思います。
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