【理念経営2.0:「働きがい」について(その6)「自己実現力」について】

 「継続的改善」を行い常に新しいことに挑戦し続けることで、はじめて働きがいは得られます。改善活動の軸になるものが「PDCAサイクル」です。「PDCAサイクル」を回すためには「パワーの原動力」が必要になりますが、私はこの原動力のことを「自己実現力」と呼んでいます。(10月28日付ブログ)

 一般に「自己実現」という場合、「自分のための願い」を実現することの意味で使われることが多いと思われます。「理念経営」においては、個人・組織が目指す「あるべき姿」を実現する力、世の中に貢献する「使命」や「夢」を実現する力のことを言います。要は思いの強さと方向が問われるということです。

 この「自己実現力」は「基本スキル(PDCAサイクルを回す力)」「基本マインド」(思いやり・学び・反省・向上心)とそれらを支える「自助努力の精神」「価値観」より成ると考えています。詳細については拙著『理念経営入門・第4巻』第1章をご参照ください。


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