【理念経営2.0:理念経営担当者(経営トップ)の要件(その4)】
理念経営担当者の要件(その3ー❷)のつづきです。「4つの要件」の最後です。
④後継者の育成者:組織の「永続的」発展・繁栄のためには、「徳あるリーダー」自ら、後継者としてふさわしい候補を選択し、次期の経営担当者として育成しなければなりません。
❶候補を選択する:選択する際の判断基準としては、以上の述べてきた「理念経営の担当者」の要件、①から③を満足することです。とくに、③の「基本能力」が必須であると思います。
❷育成する能力:まずは、「育成者」自身が、「徳あるリーダー」であり、かつ「理念経営担当者」の要件を満足していることは言うまでもありません。育成に関する過去の体験から、私としては、「厳しさ」と「思いやり」の両面が必要と思います。
以上、「後継者の育成者」の要件として、基本的な考え方を述べました。さらに関心のある方は拙著『理念経営入門・第7巻』第3章にて詳しく述べていますので、是非ご参照ください。とくに中小のオーナー企業の経営担当者には、『後継者が育つよき経営者の役割』吉川孝(中西出版)はより現実的で分かりやすいのでお勧めです。
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