【理念経営2.0:倒産回避のためにはー(その5)全員一丸経営】

  組織として最大の成果を出すためには、メンバーである全員が組織の「経営理念」やビジョンを「共有」し、かつさまざまな活動において「連携」するとともに、一人ひとりが自発的に「活動」することが求められます。さらに重要なポイントは、上述の3本柱、「共有」「連携」「自発的活動」を束ねる「コミュニケーション」です。その中核には「人間性尊重」があります。私はこれらの「考え方」を「全員一丸経営」と呼んでいます。(詳しくは、「全7巻シリーズ・第3巻」第2章をご参照ください)     

 会社の危機状態でのⅤ字回復成功のためには、もちろん経営トップの強いリーダーシップは欠かせません。しかし「全員一丸経営」の考え方が組織に浸透していることが最大の要件であり、かつ大前提となります。 

 経営トップは、日頃から上述の「全員一丸経営」を強く意識しながら、社員との関り合いを大切にすることが大切です。そのことで危機発生時の社員からの「信頼獲得」や社員の「安心感の持ちよう」が変わるからです。経営トップはそのことをしっかりと肝に銘じておくことが問われます。

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