【理念経営2.0:「中小企業」と「小規模企業」(その1)】

「中小企業基本法」によれば、「中小企業」の業種別の定義は以下のようになります。(資本金については、ここでは割愛します)
 ・製造業(建設業などを含む):従業員数300人以下。(これ以上が大企業。以下同様)
 ・サービス業(卸売り業を含む):100人以下。
 ・小売業:50人以下。
さらには、「小規模企業」では以下のようになります。
 ・製造業:20人以下
 ・商業・サービス業:5人以下

 また、全企業数に対する「中小企業数」「小規模企業数」の比率は以下のようになります。(2021年東京商工リサーチデータなどより)
全産業421万企業として
 ・中小企業数比率:99.7%   従業員数比率:全雇用の約70%
 ・小規模企業数比率:90%弱   従業員数比率:全雇用の約25%

 以上で、「中小企業」と「小規模企業」の定義、構成比率などの概要が確認できたことと思います。
 ここで再認識したいことは、「日本の経済・産業」「国民生活」「国民の幸福」を支えているのは「大企業」と言うよりも、むしろ「中小企業」、もっと言えば「小規模企業」である、ということです。

以下「その2」に続く 

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