【理念経営2.0:経営サイクル(その2)❶アイデア提起】

 ❶アイデア提起

  経営サイクルの最初のステップが「アイデア提起」です。「アイデア提起」の意味は以下のようになります。

 現在もしくは将来生じるであろう問題や機会(チャンス)に対して、何をやったらよいのか、基本方針やビジョン、戦略・戦術、改善案といったアイデアを具体的に示すことです。

 この「アイデア提起」で重要なポイントは、提起されるアイデアそのものが、本質を押さえ、道理にかなっていることです。そのうえで、経営理念に沿っていること、組織としての目的や目標に合致していなければなりません。

 リーダーが、単に「自分のやりたいこと」「聞きかじり」「思いつき」といった形でアイデアを提起することは問題外です。なぜなら、そういった状態ではメンバーに真に受け入れられることは決してないでしょうし、何よりも信頼を失う可能性もあります。

 何事にも定石があります。この「アイデア提起」にもあります。具体的には、拙著『理念経営入門・第6巻」第1章をご参照ください。


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