【理念経営2.0:経営サイクル(その2)❺率先垂範】

 【率先垂範】

「率先垂範」とは「人に先立って模範を示すこと」を意味します。理念経営においても重要なリーダーシップの1つであると考えています。

 各メンバーは、上司やチームリーダーの指導の下、自分の担当する課題に対して計画を作成し、実際に仕事を進めていくことになります。その際、前述の「活動基盤」は担当者の仕事の進捗を間接的に支えることになります。

 しかし、取り組む課題の難易度、担当者の仕事能力や人間力など種々様々であり、現実には、全ての課題が順調に進むわけではありません。そこには必ず「仕事を滞らせ進捗を妨げる何らかの障害」が現れるはずです。

 そこで、リーダーは「率先垂範」して担当者の抱える「障害」を除去できるようにすることが望まれるのです。これが、リーダーのマネジメントにおける最重要課題の1つであるとも言われています。

 そのことにより仕事が進み組織として生産性を向上させることができます。他方、本人のモチベーションやエンゲージメント(組織への貢献意欲)向上にも役立つのです。


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