【理念経営2.0:「徳ある」リーダーのイメージ(その1)「深沈厚重」について】
「人間力の成長」のものさし(11月1日付ブログ)にて、最上段階の「レベル5:存在感」は、中国古典『呻吟語』で優れたリーダーの資質として紹介している「深沈厚重」に該当すると言いました。「深沈厚重」は、沈着冷静で重みのある人柄のことです。「レベル5:存在感」の主な特徴を改めて整理しておきます。
❶「内面の輝き」、パワフルな「感化力」がある。 ❷「感化力」があるので、だまっていても「存在感」がある。 ❸「利他性」が高いので、周りの人々には「思いやり」と「謙虚さ」があり、また「寛容性がある。
以上の3つの特徴を満足する事例として、歴史上の人物で言えば、明治維新で活躍した西郷隆盛や、日露戦争の日本海海戦における東郷平八郎がこのタイプに該当するかもしれません。
「理念経営の4つの要件」(下記します)において、最初に「徳あるリーダーの存在」を挙げています。
理念経営の「要件」 ⑴「徳ある」リーダーの存在 ⑵「理念経営」を軸とした経営 ⑶着実な「成果」 ⑷「永続的」発展・繁栄
ぜひ目標にして頑張っていただきたいと思います。私も目標にしています。
さらに、具体的にイメージを固めるため、中国故事から、以上のイメージにフィットするものを紹介したいと思います。
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