【理念経営2.0:「働きがい」について(その9)「仕事能力の成長」のものさしづくり】

 「仕事能力の成長」のものさしです。

「仕事能力」とは、「仕事に必要な知識や技術・技能」のことです。もちろん、ものづくりの分野だけではなく、事務や営業、経理など、すべての分野で必要なものです。「腕」とか「技」といったようなものです。「仕事能力の成長」としては、「まずは1つの井戸を深堀りすること」を狙いとして、本書では「専門性」をキーワードとします。

 なお、「専門性」について詳しくは、10月5日付ブロブ「専門性を身につける」(その1~その11)をご参照ください。

レベル1:【入門】組織に配属されたばかりで、「基本」の訓練中です。まだ一人ではすべてはできないレベルです。その都度指導が必要であり、アドバイスが必要なレベルです。

レベル2:【初級】仕事の【基本】はマスターして一人で一通りできるが、「応用」についてはその都度指導が必要なレベルです。

レベル3:【中級】その分野での「基本」と「応用」が一人で一通りできるレベルです。もちろん「基本」の指導もできます。社内的に一人立ちできるレベルです。いわゆる組織の中堅です。

レベル4:【上級】「基本」と「応用」の指導ができます。社内的にはその分野で頼られ、不可欠の存在のレベルです。いわゆる「セミプロ」です。

レベル5:【超上級】独立してもその分野で十分メシを食うことができるレベルです。他社の多くから声のかかるレベルです。いわゆる「プロ」と呼べるレベルです。他社などから引き抜きの声がかかっていないのなら、まだこのレベルにはなっていないということです。

 さあ、あなたはどのレベルに該当しますか?


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