【理念経営2.0:カルチャーの重要性②】
【カルチャーの重要性②】
環境や組織が複雑化してしまった時は、カルチャーに立脚する判断基準が効果を発揮する。
「規則」とは、「これはやってもいい、これはやってはいけない」といった決め事のことです。
組織の規則を変えるのが追いつかないほど、環境変化が急速に複雑化してしまった時は、あらゆる可能性を配慮した規則は成り立たないでしょう。
一方、カルチャーの本質は、「組織全体の共通の価値観」です。「価値観」とは、より高次の自己に語りかけてくるものです。価値観はただ「動機付け」するだけではなく、そこには「鼓舞」する力があります。さらには「信念」をも生み出すでしょう。
こういった価値観を内包するカルチャーを判断基準として決断し実行する、いわゆる「自己統治のカルチャー」は、環境変化が激しいときにも効果を発揮することができるのです。
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