84)経営戦略について(その7の補充版:現状・未来折衷型戦略)
みなさん、こんにちは!
今日は、78)経営戦略について、その補充版と言うことで、ポイントのみ述べたいと思い
ます。
目下のお客様で、ニーズがあったため、追加する次第です。
今は、環境変化が激しく、基本的には、「未来志向型」が当てはまります。
現在大きく事業計画を見直していまして、従来計画したものの中に、今後とも、明らかに
継続して取り上げるべき課題がいくつかあります。また、「現状分析型」からも、新たな、
戦略が見えてきました。こういったことは、現実としてよくあることでしょう。
もちろん、未来に備えては、未来志向型で、自社として取り組むべき戦略を策定します。
例えば、3か年のスパンの戦略見直しとします。当面、例えば、最初の1年目については、3
年先を起点とする、「未来型」として策定した戦略に、上述の、「継続」する戦略や、「現
状分析型」で策定した新たな戦略を加えます。つまり、1年目は、「未来型と現状分析型のハ
イブリッド」、ということになります。
もちろん、会社としての経営資源には限りがありますので、ある程度の選択と集中を行う必
要はあります。
そして、2年目を迎える際には、1年目策定の戦略に対して、環境変化に応じた必要な変更を
加えます。そのまま、継続しても良いかもしれません。また完了した戦略もあるでしょう。
要するに、未来型と現状分析型をハイブリッドで進め、環境の変化に応じて、適時、戦略を
を見直していく、という方法になります。
以上のように、必ずしも、現状分析型、未来志向型と、きれいに分ける必要はないのではな
いか、ということです。
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