【理念経営2.0:7つのムダ】

  7つのムダ

  生産現場(付加価値を生む場)においては、必ず多くのムダがあります。

 ムダとは、「付加価値を生まないモノや作業」のことです。

 ムダには以下の「7つのムダ」があります。現場改善の体系的な視点となるものです。

加工のムダ:加工のプロセスそのものの中に含まれるムダ。(付加価値を生まない部分、効率が悪い部分など) 必要以上に(図面の指示範囲を超えている)、精度を高く仕上げることなど。いわゆる「オーバースペック」。

在庫のムダ:必要以上の在庫。(不良在庫も含む)

造りすぎのムダ:必要以上にモノを造りすぎること。

手待ちのムダ:前工程からモノや材料が得られず、作業が中断して待ち時間が発生する。

動作のムダ:目的に合致しない、価値を生まない動作。

❻運搬のムダ:「運搬」は付加価値を生みません。

不良をつくるムダ:不良品をつくることで発生する時間(目標の生産高に寄与しない)。また、それを手直しする時間も含まれます。

 なお、「7つのムダ」は、単に「モノやサービスをつくる生産現場」のみならず、「オフィスでの事務仕事」にも応用できます。詳しくは、『5ゲン主義・ムダ取りの実践』古畑智三(日科技連)などが参考になるでしょう。


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