【理念経営2.0:後継者の育成③】
【後継者の育成③】
様々な能力が要求される後継者は、既存のマニュアルやプログラムをベースとする「教育」でも「育成」でもなく、種々の環境の中で自律的に「育つ」ものであると言われています。
つまり大事なことは、後継者の「育て方」ではなく「育ち方」です。「育ち方」とは、後継者自ら気付きを得て自律的に自己の育ちを促し、経営担当者は育つのを見守り続けるということです。
詳しくは、拙著『理念経営入門・第7巻』第3章をご参照ください。また、『よき経営者の姿』(伊丹敬之・日本経済新聞社)、『後継者が育つよき経営者の役割』(吉川孝・中西出版)などが参考になるかと思います。とくに中小のオーナー企業の経営担当者には、後者の『後継者が育つよき経営者の役割』が具体的で分かりやすいのでお勧めです。
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